四葉のクローバー。
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「美保さん、大丈夫なのかな」 通学道を並んで歩いていると由香が呟いた。紅葉がかった黄色い葉っぱがひらひらしている並木道。頭には今朝の情景が浮かぶ。 「ゴメンなさいね。今日はお休みさせてもらえるよう、学校にも連絡したのよ」 「そうなんですか」 美紀さん。きっと一晩、眠ってないのだろう。うっすら目には化粧では隠しきれないくまができていた。疲れきった顔と言えばいいのだろうか。 無理もない話だ。シングルマザーの彼女にとって美保は宝のような存在だから。 「ええ。敬太くんも……えっと、由香ちゃん?」
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