tomoka
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No.207
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そう苦笑いをしながら予備の鍵をポストの裏に貼り付けていたのを覚えていたあたしは、5度目に部屋に訪れたときにそれを使った。 明の部屋の中の空気は、ずいぶんと長い間換気がされていなかったことをあたしに教えてくれた。靴を脱いでまっすぐ居間まで行くと、窓を全開にする。外は1月だから当たり前なんだけど冬の匂いがして。1月の風は身を切る冷たさなのに、なぜだか寒さは感じなかった。 それよりも、探さなくても分かる…明の気配がないことのほうが苦しかった。 「…あきら?」
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