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「何やってんだ?おめぇ」 その低い声に俺はギクリと飛び上がった。 心臓が止まるかと思うほど、身体が一瞬硬直した。 恐る恐る声のした方に振り返る・・・ 「朝っぱらから、泣いてんじゃねーよ。」 銜えタバコの煙りに目を細める男・・・確か、3年の高城譲・・ 「な、泣いてなんていません。。埃が目に入っただけっす。。」 俺は命一杯に強がりながらも、不良と名高い高城譲との、始めての会話にドキドキしていた。 高城譲は面倒臭そうに、伸びをしながら俺を見た。 「じゃあ、朝勃ちでも沈めに来たってかぁ?。。そんなもんは便所でしてこいよ。」 そう言うなり、俺に向けて人さし指で"ピン"と煙草を弾き飛ばしてきた。 「うわぁぉ。あ、危ないじゃないっすか!火傷したらどうしてくれんです!」 俺は慌てて立上がり、赤く灯るフィルターを踵で何度も踏み潰した。 「言ってみたらここは、高城さん専用の倉庫じゃない訳だし、俺が隠れていても問題ないと思いますけど・・」 「何ぃ〜?」 (しまった!つい余計なことを口ばしってしまった!) 後悔先に立たず・・・ 俺は気づくと高城譲に羽交い締めにされていた。
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