〜再会〜
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No.80
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「……」 恋歌はベッドサイドに腰を落して一点を見つめたまま腕を組み首を傾けていた。 しかし徐に大きく溜息を付き『疲れた…』と呟き肩をガクリと落とした。 だってもう、2時間近くこうしているのだ。 恋歌の視線を釘付けにしているのは、ハンガーに掛かった薊の制服。 「あー…!私に…どうしろって言うのよーー?」 一度大きく叫んで頭を抱えた。 しかし、どうもこうも…。 恋歌は、どんなに思案してみても、やっぱり自分で返しに行くしかないのだという己の出した結論に、眉を顰める。 ブスッと口を尖らせた膨れっ面で、わざと大きな音を立てて制服に歩みよっていく。
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