〜再会〜
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No.215
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┗木蓮
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そう言う亜莉朱に薊は恋歌を守るように一歩踏み出した。 「何でって、俺は前にも言ったはずだ。お前じゃ、駄目だって…」 そう亜莉朱を見る薊の表情は冷たく、鋭い眼差しに変わる。 「薊…」 薊の背中を見つめながら、恋歌はあの日の事を思い出していた。 薊が亜莉朱の髪を引っ張り亜莉朱を泣かせていた日の事を…。 「で、でも…その人は薊の事なんか…」 「しつけぇなぁ、んな事はわかってんだよ。前にも言っただろ」 亜莉朱の大きな瞳からは、既にいくつもの雫がその白い頬を濡らしていた。
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