〜再会〜
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No.161
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┗ヒロミ
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初めて明かされた恋歌の気持ちに薊はただ黙って恋歌の背中を見送っていた。そしてそのまま崩れる様にストンと座り込んでしまった。 頭の中では恋歌の言葉が再び蘇える。 ─《あたしずっと薊に謝りたかったの‥》─ 「そんな事考えてたのかよ‥あのバカ‥。」 誰にいうでもなく薊はポツリとつぶやいた。 ─《薊はあたしの事、憎んでるかもしれないけど‥》─ 「憎んでる訳ねぇだろ‥?恋歌‥俺はお前が‥っ」 その先が言葉にならず薊はそっと先程まで恋歌の触れていた自分の傷に触れる。 ─《…ごめんね。それと‥ありがとう》─ 「…っ」 自分の傷の上にある手に自然にぎゅっと力が入る。
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