仮面少年の恋
-削除/修正-
処理を選択してください
No.158
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗結城
本文
ピピピピ、ピピピピ… 「39度」 母さんの呆れた声がふってくる。 「なんで急にこんな熱がでたのかしら」 少しは心配してよ、と言う元気もない。 情けないことに発熱してしまった僕。優梨姉にも西島さんにもゴリ男にも会いたくなかったし、ちょうど良かったけど。あ、三村がいい気になりそうで、それは参ったな。 ………まぁ、いいか。 色々ありすぎた。本当に色々。だから、今日ぐらいゆっくり休もう。 「お母さん、パートいってくるからね!おとなしく寝ておくのよ?昼ご飯はおかゆ置いてるからね」 バタバタと準備をする音、最後にパタンとドアの閉まる音がひとつ。 急に訪れた静寂。こんなに家って静かなんだ。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
恋愛リレー小説
>
初恋
>
仮面少年の恋
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説