〜再会〜
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No.143
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┗瀬津秋
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数分後、「じゃあ、すぐ向かわせるから。」 の言葉を最後に、母は受話器を静かに置いた。 「〜という事だから恋歌、春日谷さんのお家に行ってらっしゃい。」 笑顔で、でも反抗できない雰囲気をかもし出して母は言った。 「えっ!?」 驚きに目を見開く恋歌のその瞳に、何か文句ある…とでも言うかのような母の目が光る。 「…いえ…。」 納得のいく理由も分からないまま、恋歌はささと身支度を整わされ、まるで何十キロもの鉛がついてるかと思う程思い足枷を引きずりながら家を出た。 「行ってきます。」 力ない恋歌の声。母は笑って手を振って、そんな我が娘を見送った。
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