〜再会〜
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No.141
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┗木蓮
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さっきから受話器を握り締めている簓の手が怒りで震えているのがわかる。 「…っざけんなよっ!…んなの、信じられっかよ!」と薊は簓の肩に掴みかると簓をこちらに向かせ襟元を握り締めた。 そんな簓の顔からは、いつもの穏やかさはまるでなく、鋭い眼差しが薊に突き刺さる。 それは明らかに弟に向けられているものではなく、敵意剥き出しで薊に向けられていた。 「薊が信じられないと言うならそれでもいいさ。 でも、これからはいくら薊でも容赦しないからね」 簓は冷たく言い放つと薊の手を退かして襟元の乱れを直した。
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