〜再会〜
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No.110
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┗木蓮
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その後の授業は、ただボーッと上の空で主のいない薊の席を見つめながら時間が過ぎるのを待った。 結局、薊は戻って来る事はなく担任の先生には『具合が悪いので早退します』とだけ告げて帰ったらしい…。 恋歌は先生から薊に鞄を届けるよう頼まれてしまい、仕方なく重い足どりで薊の家に向かった。 薊の家の前まで来ると、憂鬱な恋歌は立ち止まって溜め息をつく… 「あれ…恋歌ちゃん?」 声のする方へ顔を向けると不思議そうに恋歌を見つめる簓の姿があった。 「おっ…お兄ちゃん…」 「どーしたの?」 と簓は優しく微笑み尋ねてきた。
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