〜再会〜
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No.109
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ペンネーム
┗木蓮
本文
あの頃は幼すぎて何故、薊があんなことを言ったのかも何故そんな顔をしたのかもわからずにいた…。 けれど、そんな薊に冷たい言葉を吐き出したのは私だった…。 突き放したのは私だった…。 私は…身体だけでなく…薊の心にもたくさん…たくさんの傷を刻ませていたんだね……。 恋歌は左手をポケットの中へ突っ込むとキュッと小瓶を握り締めながら右腕で顔を隠して机に突っ伏すと、もう止めることができなくなっていた涙が目に一杯溜まり睫毛の先から雫となって後から後から溢れ頬を伝っていた…。
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