神装機伝アハトレーダー
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No.2
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ペンネーム
┗川魚白骨
本文
そう少年は言い、立ち上がった。 後ろを振り返る。 そこには、巨人がいた。 鋼を纏った、全身醜くえぐられ、半身を奪われた機械仕掛けの巨人が。それはこの世界の希望だった。混沌を染める者達に、悪しき神を討つ力、器だった。 だが、今こうして世界は崩壊し始めて逝く。そう、少年は討て無かった。悪しき神を。 逸れでも、少年は倒れない。 討つべき者を討つ為に。 「往くぞ、アハトレーダー。」 少年はその機械仕掛けの巨人の、神を装(き)る機(うつわ)の名を言った。 少年は瞳を閉じた。
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