俺の開拓物語
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昔ながらの飛行機のように、ランディングギアを出して、どさっと地面を踏む。 少し滑走してから、がくっと船体が後ろに引っ張られた。ドラッグシュートを自動展開したからだ。 無事に停止すると、俺達は喜びを爆発させた。 「停止しました。周囲大気成分……事前情報通りです。人間の活動に問題ありません」 「マスター、おめでとうございます!」 「ああ、ついに来たんだな。ここが、ここが、俺の星だ!」 シートベルトを外した俺達は、お互いを強く抱きしめあう。 「つっ……」 「マスター、いかがなさいました?」 ヒルデガルトが心配そうな声をかけてくる。 「一瞬、軽い頭痛がしたんだ。ここまでの旅路で疲れてたんだろう」 「だとよいのですが、実は、私も頭に一瞬だけ違和感を覚えました。気を付けてください」 喜びに水を差すこの痛みの正体に気づくのは、この少しあとの事だ。
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