異世界の獣人たち
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強風に煽られる竜神は、ワイヤーを留めていた金具が壁から離れてしまい、命綱が繋がっているにも関わらず、強い風力で体が空洞内を回ってしまう。やがて地上へと繋がっていたワイヤーが切断されてしまう。 竜神を巻き込んだ突風は、次の瞬間には何事も無かったかの様に静かになる。それと同時に穴の中央部まで巻き上げられた竜神も、穴の底へと向かって真っ逆さまに落ちて行く。 シンクホールの奥底にある青い光の中に、竜神は吸い込まれる様に消えて行った…。 ドサッ… 竜神は落下時のショックで、一時意識を失ったが…目を覚まして、自分が無事だと気付くと少し安堵して胸を撫で下ろした。 彼は学者である為、天国などは信じていなかった…。今いる自分が生きているのか、死んでいるのかは…分からない、もしかしたら…黄泉の国かもしれない。ただ…一つ分かる事は、今の自分に意識がある事だけは確かであった。 ふと…目を見開いて周囲を見渡す…。シンクホールの穴の中に落ちた筈なのに、彼は、自分が青空の下に寝転がっている事に気付く。
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