異世界からのシシャ
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┗野良コルベット
本文
西暦2192年2月16日、午前4時28分。 日本の千葉県、犬吠埼の東の海上に“何か”が落ちてきた。 その“何か”の落下は広い範囲で目撃されたため、巨大隕石かと一時騒然としたが、ありがちな衝撃波や津波が発生しなかったため、せいぜい旧世紀の人工衛星だろうという世の中の結論だった。 とりあえず沿岸から近い事もあり、早いうちから海上保安庁や自衛隊が引き揚げに取りかかろうとした。 …数日の捜索活動の末、縦横1m、長さ3m程の大きな四角い棺桶のようなモノが回収された。 これだけ大きなものであり、大気圏突入に耐えうる程に頑丈で、重量も数百kgというものでありながら海に沈む事なく浮いていたという。 回収された箱の中身は…生命維持装置のようなモノを全身に繋いだ、女性…見た目は間違いなく人間だった。 眠っているのか、気を失っているのか、死んでいるのか… サルベージ船の乗組員には見当がつかなかった。 ―――それにしても美人だよな… ―――死神かもよ。下手に触れたら一瞬でオダブツだぜ。 ―――美女を抱いて死ぬなら本望だな… …その後、この事件に関しての箝口令が敷かれ、一切表に出ることはなくなってしまった。
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