蛮族の物語
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「ウォオォォォォオォォ〜ッ!!!」 蛮人の発した咆哮は遠く山裾まで響き渡っていった。岩山が震え、鳥や小動物たちも逃げ去って行く。 すると蛮人はおもむろに腰ミノを投げ捨て、自らの肉槍を扱いていくとやがてそれは棍棒のように太く硬く黒光りし雄々と天を衝いたのだ。 この儀式を大いなる山と大地の女神キニュイアーに捧げることこそ、キンネーアの若者が大人として認められるための成人の条件なのである。 若きキンネーアの蛮人――ゴドンが肉槍を扱き続けると、ついに先端から濃く黄濁した多量の精液が噴き出した。 ドクンドクンッと脈動のたびに押し出されるそれは、岩肌を覆い女神キニュイアーを染めあげていく。 山頂に吹く風はゴドンの身体を包み込み、まるで女神が彼を抱きしめているようだ。 「はあっ、はぁっ……はあぁぁっ……!」 しばし息を荒らげたゴドンは、腰ミノを身につけると大鹿のように斜面を蹴って岩山を降りていったのだ。
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