邪論と花びら
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少年の周りには薙ぎ倒され血塗れのボロ布のように無造作に転がされる海賊達。それを囲むように残された男達が跳びかかるも暴虐の嵐と化した少年により同じように壊れた案山子みたいに打ち捨てられる。 掠れた呼吸音とか細い呻き声だけが聞こえる甲板。死にかけの気配が立ち上る中、少年は一切の躊躇いなく鍬の刃を突き立て鋸で切り裂いていった。 鼻歌でも聞こえてきそうなご機嫌な顔で海賊達に止めをさしていく少年。その背後に強い気配とともに大柄な影がそびえ立った。 髑髏の描かれた提督帽を被りサーコートを肩に羽織った恵体の女。サラシに包まれた爆乳に紐パンに覆われた安産体型の尻に太股。 黒く日に焼けた肌はいくつもの傷跡が目立ち。ウェーブした焦げ茶の髪の下では楽しそうな笑みを浮かべている。 「ギャハッ! なんだいなんだい、情けないねぇ!! いい大人がガキひと…」 船長らしき女のセリフを聞き流し、少年は股の間を滑り抜けると膝を後ろから薙ぎ払う。体勢の崩れた背中を蹴り飛ばすと後頭部を掴んで甲板に叩きつけた。
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