地下水路
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┗舞央
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黒ずんだ廃油に洗われて中身が見えてきた塊に、襤褸布を巻いた石を火を着けて投げつける。 踊るように暴れ出したドロタボウの抵抗を、焼かれないようにしながら押さえ込んだ。 「がははっ! 踊れや躍れぇっ、その命高く買ってやるわあぁっ!!」 地下を照らす炎が消えた後には、樹脂のような拳大の石ころと全裸の手下が転がっていた。 油断して戦いに参加しなかった罰は、帰ってからの家畜小屋送りだ。と戎凱は頭の中で決める。 焼ける油の臭いと光で、他の化け物がやって来るかもしれない。 賊らは店の奥に進むかどうか、腹ごしらえをしながら指示を待つ。
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