狼は呼ばれた
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その様子を見た女性たちは慈愛に満ちた笑みを浮かべ、涼やかな声でコロコロと笑いを漏らしてしまった。 「ふふふふっ! ……っと、失礼しましたわ。皆様が大変素敵で逞しい身体を持っていらっしゃるのに、こちらが見栄えだけは良く整えているのを……ふふっ、大げさに持ち上げてらっしゃるんですもの」 先頭の美女が謝罪と説明をすると、後ろで笑いを零していた女性らもそれぞれ謝罪の意を示した。 改めて大広間に並べられた敷き布の上にワーウルフたちが案内されると、それぞれの周りに年恰好の近い女性らが侍り世話を焼き始めた。 涎が溢れるような肉の丸焼きに、山葡萄を使った飲み物の数々。 男らは勧められるままにそれらを楽しみ、最初の不安などいずれかへと吹き飛んでしまった。 女性らの纏め役らしき美女の話を片手間に聞くと…… ――彼女らは『紅衣の者』と呼ばれる一族で、ワーウルフの始まりに関わっている。 ――スノーホワイトと小人族、シンデレラと魔女族のように、童話に残された異種族と人間の関わりは深い。 ――彼女らはワーウルフの血筋を守ってきたが、最近は薄れてしまい外の男たちの精を恵んで欲しい。
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