井戸の怪異
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┗舞央
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最初は数人で馬鹿笑いしながら井戸端にたむろして話し込んでるだけだったが、誰かが連絡したのか武器を背負ったのやクスリを打ってそうなの、さらには女を連れ込んで輪姦乱交しだしたりと滅茶苦茶だった。 ここが半ば枯れた井戸だったこともあり誰も近寄りたがらず衛兵も来ないため、十数人が好き放題に騒ぎ始めたのだ。 「あっ、あっ、あぁん! おぉっ、おほぉん、いいわぁんっ!」 ケバい場末の商売女がわざとらしく嬌声をあげて、媚びるようにペトル達に体を開いている。 あんな下等な女など興味も無い、とばかりに強がるデビーだがズボンの前が膨らんでいた。 下手に落ちたものが分からないせいだろうか、無駄に想像を働かせた男らによって財宝が沈んでるとでも伝わったらしかった。 いつまでも居なくならないうえに人数まで増えてしまい、いくらなんでも帰るしかないとデビーが諦めかけた時だ。 濁った水面が泡立つような音が響き渡り、青白い腕のようなものが飛び出すと周囲に居たペトル達を掴み引きずり込もうとしだした。 絶叫を上げ逃げようともがく者、自慢の武器を振り回して抵抗する者、そんな大騒ぎをよそに1人、また1人と井戸の中に消えていった。
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