陥落
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魔導師は中肉中背の若い男だった。旅人や村人が着ているような狩猟着を着ていて、戦闘は苦手な感じに見える。 女盗賊が想像していた魔導師は神官のような法衣をまとい、初老の、どこか威厳がある男だったのだが、どこにでもいそうな男で、ダンジョンに迷いこんでしまった村人のような感じもうけた。 魔導師はしゃがんで女盗賊の喉元から口元まで覆っている黒布を奪うとあごの先をつまんで顔を上げさせた。 「うっ、んんっ、んっ……」 唇を重ねられ、強引に舌を押し込まれた。 女盗賊ライラの肩が小刻みに震えた。 唇が離れて、魔導師が立ち上がったとき、女盗賊は意識がぼんやりとして、唇をわずかに開いたまま頬を染めて、ただ呆然としていた。
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