Absorption
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No.15
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┗Mr テンタクルズ
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寮の寝室に戻ると、恵梨香らは寝巻に着替え、ベッドのマットを床に敷き詰めた。無論本来ならご法度であるのだが、まだ怖がっている美雪のために今日は固まって寝てあげることにしたのだ。 「みんな、本当にごめんね!?」 「気にしないで、でも美雪、やっぱりこういう話には弱かったみたいね」 「あたしはどんな化け物が出てきても一発でやっつける自信はあるけどね」 剣道部員である恵梨香は、自分の素振り用の木刀を見せた。 「なんか出てきても大丈夫よ、みんなついてるし!」 「ありがとう・・・」 時計の針が22時を示した時、部屋の電気が消えた。消灯時間のため外から消されたのだ。 「ホント、刑務所ね、いやそれ以下よ」 「あの理事長、厳格であるように見えて、実は私たち女子を束縛するのが目的なんじゃない?」 「かもしれないね・・・」 部屋が暗くなっても、しばらくは小声で話し合っていた彼女らだが、いつの間にか眠りについていった。
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