死後の人生
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「クラスメートや先生。いじめの対策をしない学校、声を上げない生徒、この学校の全員を恨んだ……」 「うむ。じゃが、そのさらに後じゃ」 「さらに?」 日焼けし茶枯れた屋上の床に広がる鮮血。薄れ行く意識の中でそれを見ながら思ったのは世の中の理不尽さ。 いじめに走らせた奴らの性格が歪んだのは親の教育がなっていないからに違いない。子どもに構ってられず、間違って育っていることに気付いていないだろう。 親が子どもに構う暇がないのは生活をやりくりするためだったり自分のことにしか興味がなかったりするだろう。それだけ生活や心のゆとりを求めていると言える。 ゆとりを欲しがるのはゆとりがないからだ。じゃあゆとりがないのは何故? 世の中がそういう風にできてしまっているからだろう。 全ては社会が悪い。全ては世の中が悪い。全てはその風潮を変えようとしないみなが悪い。 「結果そちの恨みは分散してしまっての。誰かに対しての強い怨念があったならそやつに憑いて気晴らしができたじゃろうに。そちはそれがないがために“地縛霊”とならざるを得んのじゃ」
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