死後の人生
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彼を見下ろすのは青い空だった。 快晴に浮かぶ太陽は穏やかな光で街を包み人々の営みを照らしている。 けれども彼には暖かさなど感じられなかった。正しくは感じることができなくなっていた。 「起きたかの」 「ふへ!?」 予期せぬ声に跳び起きた。 その慌てふためいた様子に彼女は顔をしかめていた。 「だ……誰ですか?」 フリルだのリボンだのレースだのが目立つ黒のワンピースを着た彼女に見覚えがなかった。さらに130センチほどの背丈で瞳が赤いとなるとなおさら。 「わらわはアリス。魂の導き手じゃ。そちらが知る言葉では“悪魔”ということになるかの」 決まったとでも言いたげに長い金色の髪を払う彼女。 突拍子もないことを言われ彼の方は唖然としている。
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