樹海の怪人ハデス
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開いた扉の中を覗き込んで奈緒美は青ざめた。 天井まで届く壁際の棚にはフラスコのようなガラス容器に水に漬けられた目玉がずらりと並べられていた。 (あ、悪趣味すぎる。目玉コレクターなんて) 奈緒美は思い出した。コレクションにくわえたいと青年が言ったのを。 「……この部屋に入ってはいけません」 奈緒美は背後から声をかけられ、涙目で振り返るとメイド服を来た若い女性がランプを手に立っていた。 「あの、私は、その……」 「御主人様に外から連れて来られた方ですね」 笑顔もなく淡々とした口調で話すメイドの女性は黒髪のショートカットで小顔の涼しげな目元の乙女である。 「私の服はどこかしら。とりあえず帰りたいんだけど、ここはどこなの?」
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