クロス・クロニクル
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「さあさあ!遠慮なく上がってくれ!汚い家だが…!」 中年男は態度を一変させ、青年を家に招き入れた。 「ありがとうございます、お邪魔しますよ」 青年が家に入るとちょうど食事中だったようで、食卓には豪華とは言えないが美味そうな香りを匂い立たせた料理の数々が並んでいた。 そこには中年男の妻と思しきブクブクに肥え太った女と、同じく太った少年が座っていた。 二人は青年の姿を見て嫌な顔をした。 その原因は青年の服装にあった。 服装自体は普通の旅人の装いだ。 動きやすそうな服の上にマントを羽織っている。 問題はその色だ。 なぜか上から下まで全て漆黒の黒づくめ。 おまけに瞳も頭髪も黒いから黒黒黒。 一方、肌は対照的に抜けるように白い。 それは見る者に不吉な印象を与えた。 だがその容貌のみを見れば美女と見紛う好青年だった。 そして腰には柄の長い細身の曲刀を帯びていた。
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