魔王と勇者の逆転物語
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その途中、彼の疑問に真顔で答えていく様は、彼女の美貌と相まって美しくも何処か恐怖を感じずには居られない。 「は・・・俺が死んだ?」 彼女から聞かされた自分の現状に、ポカンとして立ち尽くすしかない清二。その表情は見事なまでの間抜け面である。 「そうだ。 お前は死に、その魂を私は此処まで運んできたという訳だ」 階段を下り終えると、そのままの動きで彼に近づいてくるブリュンヒルデ。 そんな彼女に、清二はピクリとも体を動かすことが出来ない。 「あ、あははっ! え? 冗談か何かですか? イヤだ「冗談ではない。 ならば、見せてやろう」は? !!?」 引きつりまくった表情で笑おうとする清二。しかし、そんな彼にブリュンヒルデは右手を向ける。 次の瞬間、彼の頭に直接その光景が流れ込んできた。 夕暮れの空、一人上機嫌に歩く自分、そして・・・・。 「うわあぁぁぁぁあ!!!!???」 彼の悲鳴が神殿内に酷く響く。 横断歩道、渡っている自分に向かって突っ込んでくる一台の車。鈍い衝突音、叩きつけられる己の体、グチャグチャになり最早“人”とすら認識できない程の“何か”。 「これで分かったか? 自分が死んだという事が・・・」
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