魔王と勇者の逆転物語
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「・・・此処どこ?」 開口一番。彼こと松本清二(まつもとせいじ)の言葉は、白で統一された神殿らしき豪華な建物内に情けなく響き渡る。 「よし、少し落ち着け俺。 今日の事を思いだすんだ。 朝起きて、飯食って、着替えて学校行って、授業やって部活やって・・・その後は・・・アレ?」 一人、神殿の真ん中で突っ立っている彼は冷静を保とうと、今日の事を順々に思い出していこうとした。 しかし、その後は一向に思い出せず首をかしげようとした瞬間。 「その後、お前は今日発売される“ある本”を購入するため本屋に向かっていたが、途中速度違反の車に出くわし衝突して・・・死んだ」 彼の頭上から凛とした女性の声が降ってくる。驚き上を見上げると、彼の眼前数メートル先には立派な階段があり、その頂上に「ソレ」はいた。 「え、えっと・・・どなたで「お前だな? 松本清二という奴は」?!! 何で、名前を!?」 「知っているのか、か? 当たり前だ。 私はブリュンヒルデ、戦乙女長にして戦場に死を平等に分け合う存在・・・そして、お前を死なせた張本人だからだ」 カツン、カツンとゆっくりとした動きで階段を下りる彼女。
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