魔王と勇者の逆転物語
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彼女、ブリュンヒルデは口を噛み締め苦い表情をしながら吐き捨てる。 数十分前、彼女の親友であるフレイヤが予定より早く一人の人間を死なせてしまった、と言う事を聞いて彼女は嫌な予感が脳裏を過ぎったのが始まりだった。 最初は、気にも留めることの無い事として無視する事に決めていたのだが、徐々に大きくなるその予感にとうとう彼女は仕事を抜け出し、急ぎこの空間にやって来たのだが結果は最悪。 フレイヤの神性も、聞いていた人間の気配すらない。目の前の疑問に様々な憶測が彼女の頭に飛び交う。 「ん? この匂い・・・まさかッ?!!」 その時、ある匂いが彼女の鼻をつく。その匂いに不思議と思ったのは一瞬、すぐにその正体が分かると同時に此処で何があったのかも理解する。 「くっ、どうする・・・奴には恐らくアイツの・・・嫌、此処でこんな事を考えている場合じゃないか・・・」 白い空間で一人考えるブリュンヒルデ。しかし、その悩みも僅か数秒で打ち消すと決意を固めた顔で上空を見上げる。 次の瞬間、彼女の背中から純白の羽が広がった。 その羽を羽ばたかせ、彼女は白い空間を後にした。
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