魔王と勇者の逆転物語
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「転生? えぇっと・・・死んだ人が生き返って、第二の人生を歩むって奴ですよね」 温かい紅茶を一口飲んだ清二は、彼女の言葉に少しつっかえながらも答える。まだ生きていた時、インターネットの二次小説でその様な物を数多く見てきたのだ。 「そう、それでいい」 優雅に紅茶を一口飲むブリュンヒルデ、その様はまさに一つの絵画になるほどである。 「その・・・まぁ、この後の展開は見えてるんですけど。・・・何故、俺を?」 そんな彼女に、清二は大体の見当は付いていながらも、自分が死ななければいけない“理由”を聞く。 声は遠慮がちだが、その口調はハッキリとしていた。 「そうか、なら話は早い。 分かってると思が、私はお前を何処か別世界に転生させる。 そして、お前を殺した理由だったな・・・」 「?」 話の後半、急に声が沈み、顔を伏せる彼女に清二は首を捻る。 「理由は・・・私の親友の奪還とある世界を“救済”してほしいのさ」 「・・・はい?」 彼女の口から出た言葉に、清二は気の抜けた声を出すことしか出来なかった。
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