勇者君とお姉様たち
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┗ミノムッチ
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「そうですか…でもお金はあんまり…」 レイナ自身、若い男性、しかも年下の男の子と供に旅をしたことはほぼ皆無だった。 レイナは年下好きである。特に純粋そうな男子は大好物と言っていい。いつかは男の子を…と良からぬ妄想をしつつ、いつも中年や老人の「お守り」ばかりこなしてきた。つまり千載一遇な今回のチャンスを逃すわけには行かないのだ。 「だ、大丈夫!後払いでも構わないし、アリューの言い値で良いから」 普段は金持ち相手に嫌々こなす為、高額を吹っ掛けるレイナだが、初めて下手(したて)に出て交渉している。 「うーん…じゃあレイナさん、よろしくお願いします」 アリューはぺこりと頭を下げた。その仕種がまた初々しい。 レイナはほんのり顔を赤らめ、心の中でガッツポーズをした。 他にレイナに下心がありそうな中年男性もアリューに傭兵に…と声をかけたがレイナが物凄い形相で睨みつけ…何も言えず葡萄酒を飲み干した。 城下街を歩きながら必要なアイテムを揃える。 「まず薬草だな。あとは毒消し、眠り治し、日持ちのする食べ物…」 傭兵稼業が板についてるレイナはテキパキと必要な道具を揃える。
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