アブないタクシードライバー
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俺達はしばらく歩きながら楽しく話した。 別れ際に楊子さんは名詞をくれた。個人タクシーとあり、彼女のアドレスが載っていた。 「はいこれ、よかったら今度タクシー使う機会あったら呼んでちょうだい」 「ありがとう、楊子さん」 …とはいうものの俺はしがない貧乏サラリーマン、タクシーを利用する機会なんてまず無いのだが…。 それから2〜3ヶ月後、俺は職場の飲み会で、酔いつぶれた先輩の一人を家まで送る事になった。その先輩と俺の家の方角が一緒だったもんで…損な役回りを押し付けられてしまった。 「安田ぁ〜、離せよぉ〜、俺ぁ酔ってねぇよぉ〜、大丈夫だぁ、一人で帰れっからよぉ〜」 「はいはい先輩、解りましたから…って!そっち車道!危ない!」 フラフラとよろめき歩いていく先輩を俺は慌てて後ろから羽交い締めにした。上司の一人が俺に金を渡して言った。 「悪いけどそいつ頼むな」 「あ、お金なんて良いですよ」 「良いからとっとけって」 そう言うと上司は踵を返して去って行った。この歓楽街からタクシーで先輩のマンションや俺のアパートのある住宅地まで行って、ちょっとお釣りが出るくらいの額だ。 「…そうだ、楊子さん呼ぼう」
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