女捜査官
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音もなく佑梨のスマートホンが砕けた。 琉唯の手にはハンドガンが握られている。形としてはコンパクト・オートピストルの分類に似た形状をしてはいるが、別物である。 銃は構造的にはエアガンに似ているが威力は一般的な9oオートのハンドガンと同等の威力を持つ。 玉は徹甲弾と固形麻酔薬の2つがあり、後者は体液に反応して溶解するタイプである。 空気圧によって同じエアガンで併用ができる。 しかし、ヒット部位は露出部位に限られているため、洗練された射撃能力が必要となる。 12歳から海外の軍事キャンプで慣らしていた彼女だからこそ有効に運用できる代物だろう。 「ちょっとお。これ高かったんだからね。」 壊れた端末を振りながら佑梨が少しむくれていった。すぐそばで音もなく端末が破損したのにもかかわらず、腰を抜かしたりしないところは相当慣れてきている証拠だろう。 「携帯はここで破棄。バックアップは30分ごとにとってあるはずだから。明日新しいのが届くわ。」 「情報交換はどうするのよお。」 「能力開花のために、頭の中に入れたチップが直接側頭葉を刺激、音声刺激として伝達できるはずよ。口を使わないため、慣れておいてね。」
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