竿師 公称年齢十八歳
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悠はキョトンとしたが目の前に出されたとんかつ定食を食べる。ここん所食費を切り詰めていた事は隆二も察していたようだ。その最中襖扉が開くと御隠居は駆け寄る。 「御隠居、遅くなりました」 「銀二か……どうだ?」 「ホトケになってからサツが動くって感じです……それすら出ないと思います」 二人は小声で話す。 「とりあえず、動いては見ます」 「頼む」 彼も分かっていた、大陸系に浚われた者の末路は想像を絶する。 数時間後、食堂を出て歓楽街のメインストリートに止まっている外車に乗り込む初老の男は悠を隣に座らせる。 「坊主、生活に関しては保証する……ただし御隠居の事を含めて全て口外しないでほしい」 「はい」 「母親の事も探しては見るが……覚悟は決めておいた方がよいな、死体すら出ないかもしれない」 「構いません、ただ父親にまでは」 「手出しはしない」 悠はホッとした……そして安堵したのか寝てしまったのだ。
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