夜の繁華街
-削除/修正-
処理を選択してください
No.2
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗ロックスタイル
本文
夏の夕暮れはまだ日が長い。 6時半だがまだ薄い青さを残していた。 ペットボトルのコーヒーの残りを始末しようと児童公園に足を延ばすと見慣れた顔があった。 パートのトラック運転手をしている田所亜里沙さんだ。 田所さんは45歳。美人というより普通のおばちゃんといった印象だ。 だが、僕とは妙に相性がいい。 入社当初はよく、得意先回りで一緒に乗って雑談をしていた。 田所さんは、僕と同じぐらいの子供がいる。しかし、結構な不良らしく、時々けがをしていた。 「田所さん?」 僕は声をかけた。 「ああ。ヒロちゃん。」 田所さんは涙を浮かべていた 「私ね。家出してきちゃった。仕事場も辞表を出してきちゃった。もうあの子の暴力に耐えられないの。」 「これからどうするんです。?」 「あてはないの。この街の風俗に面接をしてみたけど、不採用だった。こんなおばちゃんじゃ無理よね。」 風俗と聞いて僕は妙な感情を田所さんに感じた。いつもそんな目で見てはいなかったのだが、田所さんも一応女なのだ。 「ねえ、ヒロ君。こんなおばちゃんと生のセックスって興味ある?」 「え?」
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
年上
>
夜の繁華街
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説