タクノロスの書(狂気の蟲毒)
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ペンネーム
┗船橋 巽
本文
「うん。先月、大学の方から紹介されてね。某お偉いさんから、この本についての見解を教えてほしいってことらしいわ。」 「僕には中世のオカルト本にしか見えないですけど。」 少しあきれた表情で僕は答えた。 「まあ、そうね。しかし、問題なのは、この書物に出ている症状がある場所で発生しているということなの。だから正確には、病気の解明の依頼があって、症状をたどっていったらこの本に行き当たったというわけ。」 「でも、どうして医大とかでなく、3流大学の民族学者のところに?ぐふ…」 先生のケリが僕を直撃した。 「3流は余計でない?これでも、一流のリサーチ力と行動力を持っていることは、結構業界で知られているんだから。今、私の大学が持っているのは、私のおかげといってもいいでしょ。」 ケリを入れられたことには不服だったが、彼女の言っていることは間違っていないだろう。彼女は作家としての一面もある。むしろ、作家としての知識や知名度、マネージメント能力を買われて、講師の依頼があったというほうが正確かもしれない。
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