後始末な人生も悪くないよねって思った
-削除/修正-
処理を選択してください
No.9
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗りあむ
本文
「あれー、凌ちゃんどーしたの?」 こちらを向いて小首を傾げながら尋ねてくる唯。 その何気ない仕草も俺にとっては劇薬でしかない。 「凌ちゃん」 コイツは俺を教師とも、年上とも見ていないようで、いつも馴れ馴れしくそう呼んでくる。 別に咎めることはしない。教師間で居場所がなくなりかけてる俺にとってはむしろ嬉しいとさえ思っている。 それは唯も同じで、入学経緯がアレだったり亡き兄の悪評とかのせいで友達はできるはずもなく常にぼっち。そんなこともあっていつからか昼飯も一緒に食べるようになったり。 「今日は弁当も持ってないだろ、どっかで飯食って帰るか」 「凌ちゃん奢ってくれる?」 「ああ、まあ安い店ばっかで悪りぃないつも」 「私は凌ちゃんと一緒だったらラーメンでもザル蕎麦でも牛丼でもサ〇ゼでも嬉しいよ。一緒にご飯食べる人がいてくれるんだから…」
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
学園物
>
後始末な人生も悪くないよねって思った
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説