学園の真実
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いいこと、とは何なのか。奈々には不安しかなかった。紳士の態度は丁寧で、威圧的なものでもない。だが、その柔和な表情の中にある目にはなにか邪悪な光が感じられたのだ。 「いうとおり、ですか」 気丈に質問する。学園指定の水着は薄い。スーツ姿の紳士と対峙するにはあまりにも心細かった。それだけで何か公的な場所へ全裸で出されたような不安があった。さらに本能的に成年男性達には危険なものも感じていたのだ。 といって他の女の子たちに頼るわけにもいかない。三年生として彼女たちを守ろうという義務感があった。 「ああ、そうだ。誰もが幸せになる。誰もが、な」 背筋を嫌悪が駆け上る。いやらしい目が己の全身を嘗め回しているのを感じる。この紳士か。いや違う。 気配を感じて振り返った奈々の目の前に、体育教師の獣臭い体があった。 紳士が背後でははは、と快活に笑う。 「そうだな、最初はその娘から行こうか」 「へへっ、こいつはずうっと俺が目をつけてましてね」 いったい何が始まるのか。奈々は総毛が立つのを感じた。
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