駆け抜ける、青春
-削除/修正-
処理を選択してください
No.1
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗匿名さん
本文
沿道から無数の歓声が聞こえる。 いまは高校生、女子の駅伝大会の真っただ中である。 最終区間・5区のたすきリレー地点。 「桃陽学園、スタンバイお願いします」 係員にそういわれ、桃陽学園のアンカー、青山愛未が中継所のスタート地点に立つ。 直線道路の遥向こうからは、遠くからでもわかる黒い肌の少女が綺麗なフォームで愛未の方に向かって駆けてくる。 「レベッカ!ラスト、頑張れ!!」 愛未は駆け込んでくる少女に声を張り上げた。 声をかけられたレベッカという黒い肌の少女はそれにこたえ、肩にかけていたタスキを外し、愛未に向かって高々と掲げる。 その表情に疲れは一切感じられない。 「マナ!」 「お疲れ!」 愛未はレベッカの方をポンポンと叩き、タスキを受け取り駆けだす。 現在3位、トップを行く高校とは1分30秒差。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
学園物
>
駆け抜ける、青春
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説