日常で
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高校の敷地内の目立たない一角に花壇があった。 誰が手入れしているのか不明だが、いつも綺麗に保たれている。 ある日の放課後、太一が偶然この花壇の前を通りかかると、ゆみ子がジョウロで水をやっていた。 「へぇ〜、ここの花って仮居が世話してたんだぁ…」 太一は感心して言った。 「あ…!」 その声で太一に気付いて慌てて振り返るゆみ子。 ガランガラ〜ン ゆみ子はまだ水の入ったジョウロを取り落としたかと思うと、そのまま脱兎の如く走り去ってしまった。 「お…おい!仮居!?……まいったなぁ…驚かせちゃったか…」 仕方無く太一はジョウロを拾い上げて逃げたゆみ子の代わりに花に水をやった。 (…仮居のやつ、笑ってたな…あいつが笑ってるの初めて見た…可愛かったなぁ…) この一件以後、太一はゆみ子の事が“気になる女子”から“好き”になった。
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