痴女の世界
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車がホテルに到着したのは、17時半ごろだった。 そこは山の中腹にある、古びたホテルだった。中が見えないように設置されているであろう赤い垂れ幕のような布は長年の風雨にさらされて、色あせていた。 時間にして2時間以上も運転していたことになる。 一目を避けるという目的もあるのだろうが、今回この男があえてこれほど離れた場所をえらんだ理由に僕は気づいた。 このパソコンの中継は彼女の携帯のカメラから入ったものだった。そして、2時間の間彼女はまるで取りつかれたように携帯を操作しつづけていたのだ。 普段は車酔いが激しいため、彼女は決して画面を長時間眺めたりしない。 30分、1時間と時間を経過するごとにその表情は狂気を帯びていくのがわかった。 あの、男は明らかにこのソフトの存在を知っている。 僕の背筋から汗が流れ落ちるのを感じた
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