神に仕えし者たち
-削除/修正-
処理を選択してください
No.3
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗匿名さん
本文
木の実や雑穀を食べやすいように潰して与え、羽根に薬草を当てると布で巻いてやった。 時間があれば親身になって鳥のお世話をするアカツキに対し両親はとくになにも言わなかった。 普通の鳥や小動物であれば職業柄食べることをすすめただろうし、そうでなくてもペットを飼うことに一言二言あったかもしれない。 だがアカツキの住む集落では神鳥の逸話が伝わっていたため、それっぽい鳥が大事にされていたのだった。 一月もすれば良くなるだろう怪我はわずか5日で完全に治ってしまった。 幼いながらに疑問を抱きながらもアカツキは両親の教え通りに森に帰してあげようとした。 けれど神鳥は恩返しのつもりか、はたまたアカツキを見初めたのか側を離れようとしなかった。 両親も逸話によく似たこの鳥を無下にはできず、アカツキと神鳥はもうしばらく一緒に暮らすのだった。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
孕ませ/妊婦
>
神に仕えし者たち
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説