お家(いえ)のために
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しかし、この朝の光景は根本的におかしかった。まず実が寝ているのはツギハギだらけの煎餅布団、その布団が敷かれているのは色落ちして黄色くなった古い畳の上、そして部屋は築40年のボロアパートの六畳一間の一室…。 そう、中之島家は先代(実の父)が事業に失敗したため、代々受け継がれて来た資産を全て失ってしまったのであった。その先代は妻と共に残った僅かな資金を持って蒸発、実だけが取り残された。 屋敷で働いていた執事やメイド達も皆去って行き、小夜だけが残った。小夜は健気にも自分を拾ってくれた中之島家への恩を忘れず、今まで通りメイドとして実に仕える事を選んだのだ。
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