もうじき
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「いらっしゃいませ」 出迎えてくれたのは上品な中年女性で民宿の女将。綾香のいとこらしい。 「先生、色っぽいからって口説いちゃだめですからね」 くすっと笑って綾香が囁く。民宿の女将というより、老舗旅館の女将のような風情がある。 「お世話になります」 「綾香ちゃんからうかがっております。辺鄙なところですが、ごゆっくりなさってください」 部屋は和風で「ここで執筆していたら文豪みたいだな」と言うと「ここまで原稿を取りに来る編集者もいないと思いますよ。携帯電話も圏外ですから」と綾香が言うと、キスしてきた。 「先生、すぐ温泉に入りますか?」 「そうしたいが、情けないが運転で疲れたな。少し眠るよ」 「お食事の準備ができたら起こしますね。私はちょっと挨拶してきます」 「あの女将さんは、君のいとこだといっていたね」 「ええ、望月香織さん。子供の頃はよく一緒に遊んでいて姉妹とまちがわれていましたけど。似てますか?」 「物静かで上品なところが似てるな」 「お世辞を言っても何もでませんよ」 綾香と香織。 名前に同じ漢字が使われている。
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