俺が魔王?
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「遅かったか!!探すんだ!生存者はいないのか!」 白く輝く鎧に身を包んだ、金髪の青年の美声が響く。だが廃墟と化した村にはその美しさ故により悲しく響く。 家屋ことごとくが叩き崩され、畑もあちこちが爆発の痕だろうか、月面のクレーターを思わせる大穴が開いている。 「我が国でこれほどの非道を働こうとは、おのれ魔族め!!」 ぎりぎり、と金髪の青年は馬上で歯も砕けよとばかりに強く噛みしめる。必死の形相で兵士たちが村の中を巡り、発見した遺体や、人であった何かを運び出している。 綺麗なまま残っている遺体などありはしない。上半身と下半身に分かたれているだけの遺体でもまだましなほうなのだ。 兵士たちが開けた場所に、そうした人であった何かを丁寧に並べている。男もいれば、女もいる。老人であろうしわがれた首もあれば、、子供のものであろう、ごく小さな手や足もある。いずれも血まみれだ。
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