俺が魔王?
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「お前ら、聞け」 俺は声を張り上げた。場内が静まりかえった。自分でも思った以上に低い声を出せたと思ったのもつかの間、全員が強い目線で俺に集中している。内心少しビビったが、何とか押し隠した。 「しばらくは大規模な作戦はしない」 言葉を切る。一同をじろりと見まわす。安堵する奴、明らかに失望している奴、平然としている奴。微笑んでいる奴もいるな。どうするつもりか?と顔に書いてある奴もいる。 「戦力が足りない、人間は攻めてくる、女は奪わねばならぬ、ならやることは二つ」 もう一度言葉を切り、はっきりと告げた。 「奴らの背後を襲撃する。まずは奴らの補給部隊を襲い、攻めてくる連中を飢えさせる。うまくすれば物資も奪えるだろう。同時に北部の住民を襲い、女を奪う」 一人の魔族が、吐き捨てるように言った。 「補給部隊など。荷運びに過ぎぬではないか」 「左様!我らを脅かす敵兵を討つべきだ!」 「荷運びより騎士を倒そうぞ!」 俺は内心頭を抱えた。やれやれ、後方部隊をこうして蔑んでるのか…だから俺は問いかけた。
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