俺が魔王?
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誰か、近づいてくる影が見える。俺と同じ、はるかな高みを飛ぶ影。ほんの胡麻粒のような小さな影がいくつか。 その影は少しずつ大きくなり、白氷城の城下町近くまで来たところで俺達と出会った。 「魔王様。」中で一番大きな者が声を放ってくる。 身長は2mほどか。筋骨隆々の豪傑風の魔族だ。基本的な姿形は俺やジルバと同じ、角とコウモリの様な羽根、そして尻尾を生やした以外は人間と同じ形。 「臣下を代表して、我らが迎えに上がりました。」 重々しいその声とともに、迎えに来た5名の魔族達が一斉に俺に礼をする。俺は記憶にある限りの魔族の幹部連中の顔と名前を思い浮かべる。 「皆揃っているのか。」 「魔王様亡き後、討たれました者も多うございます。」 見れば元老院議員の顔も二人見える。他は武将達だ。 「少なくなったな。」 「我ら一同、お待ちしておりました。さあ、魔王様を皆がお待ちしております。」 「うむ。」 俺はそれだけを言って眼下の城へ飛び込んだ。さて、どれだけ残っているのか。
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