もう一度彼女が行くところ
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葵の手からドサドサ…ッ!と書類が落ちる。 「はははっ。何をそんなに震えているんだ? 今日は客として来たんだ。早く契約書類を作ってくれよ」 にこやかに笑う亮太。しかし、目だけは笑っていない。射すくめるような目が葵の全身を舐め回している。 「は、はい。大変失礼いたしました…。では、さっそくお作りいたします」 顔面蒼白の葵はやっとの思いで言葉を搾り出すと、亮太の前の応接セットに腰をかけた。 そこから先は、よく覚えていない。葵の心は不安と恐怖で一杯になった。 (この人、何を考えているのかしら…?) 下を向き、できるだけ目線を合わせないようにしながらどうにかこうにか契約書類を作り終えると早々に立ち去ろうとする。 「今回はどうもありがとうございました。それでは失礼しま…」 「待てよ! せっかく久しぶりに会えたんだ。少し世間話でもしようぜ? 葵…」 亮太の巨大な手が葵の腕をがっちりと掴んだ。 ぬるぬると脂ぎった熱い手だ。腕を掴まれた途端、葵の身体に電気が走る。 葵はそのまま抱きすくめられてしまう。自分はこの腕の中で何度果てたのだろう?
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