もう一度彼女が行くところ
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第1部 『オカエリナサイ』 その日も、残酷なまでの熱波が日本中を覆っていた…。 ここは南青山。うだるような暑さの中、大きなアタッシュケースを抱えた一人の男が表参道駅に降り立った。 男の名前は樫村亮太(かしむら・りょうた)。28歳。190cm近い巨漢で、肥満気味の体型は『分厚い肉の塊』を思わせる。 亮太は汗を拭きながら表参道駅近くの都市銀行へと入っていった。 15分後。 HMJ銀行表参道支店に勤める姫宮葵(ひめみや・あおい)は、支店長から直々に呼び出された。 葵は25歳。関西の大学を卒業後、単身上京し、この銀行に勤めて既に3年になる。 スラリとした長身に長い黒髪。この支店ナンバーワンの美貌で仕事もよくこなしている。 「支店長、お呼びでしょうか?」 「姫宮くん…。君、これから応接室でお客様の接待をしてくれないかね?」 「はい。でも…。何故私が?」 「お客様直々のご指名だよ。君でないと契約しないと言うんだよ。何しろ不景気の昨今、1500万円という大口の預金客だからね。くれぐれも粗相のないように!」
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