肥育の儀
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その姿は同性である風音も思わず見とれてしまう程だった。 「千歳ちゃん…綺麗よ。こんな素敵な贄(にえ)ならきっと海神(わだつみ)様もお喜びになるわ」 「は?ニエ…?」 「な…何でもないわ。それより儀式の準備に取り掛かるからこっちに来てちょうだい」 「はい♪」 千歳は風音に誉められて嬉しかった。 実は彼女は密かに風音に憧れていたのだ(もちろん変な意味ではない)。 風音に連れて来られたのは四畳半の狭い部屋だった。 扉は頑丈な樫の格子戸で、明かり取り用の小さな窓が一つだけあるが、やはり格子がはまっている。 「ここで待っていてもらえるかしら?」 「はあ…でも、この部屋ってまるで…」 それはまるで牢屋のようだった。 千歳は不安になる。 「大丈夫よ。ほんの少しの間だけだから…。これも全て儀式のためなの。千歳ちゃん、あなたに危害を加えるような真似は絶対にしないから、私を信じて…ね?」 「風音さん…わかりました!」 千歳は風音を信じる事にした。
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